競馬重賞徹底予想

毎週開催される、競馬重賞についてのいろいろな角度から分析をしたいと思います。徹底的に重賞を分析していますので…皆様大注目です。

    2015年10月

    天皇賞秋予想結論|激アツの注目馬

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     「天皇賞(秋)・G1」(11月1日、東京)

     絶好枠を引き当て、さらに陣営のムードが高まってきた。ディサイファは30日朝、美浦坂路からWへ。伸び伸びとしたフットワークで駆け抜け、順調ぶりをアピールした。

     6歳にして本格化。この日の手綱を取った小島良助手は「去年と明らかに違うのは、レースとレースの間にオンとオフを覚えたこと。年を取っていろんなことを覚えました」と証言する。今年初戦のAJCCこそ5着に敗れたものの、その後は全て重賞で2勝、2着1回、3着1回。無駄な力を使うことなくレースを迎えられることが、好結果に結び付いている。先行する姿も板につき、まさに完成の域に達した。

     重賞3勝のうち2勝(エプソムC、中日新聞杯)がそうだったように、最内枠からのスタートも追い風だ。「自分でポジションを取りに行ける絶好枠」と同助手はキッパリ。さらに「おやじ(小島太師)が(騎手時代に)天皇賞・秋を勝ったのが、両方とも端っこの枠だったから」と笑った。86年のサクラユタカオーは16頭立ての大外16番、95年のサクラチトセオーは最内1番での勝利。運命的な巡り合わせを感じずにはいられない。

     昨秋は2戦してともに2桁着順と、強烈に跳ね返されたG1の高い壁へのリベンジ。大きく成長を遂げた姿を見せつける。

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    スワンステークス予想|予想結論、能力激アツ!!

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    スワンステークス/フィエロ柔らかな仕上げ!夏場休養でリフレッシュ成功

     「スワンS・G2」(31日、京都)

     秋初戦を昨年同様、スワンSに定めたフィエロが28日、栗東坂路でリハーサルを展開。柔らかな身のこなしで駆け上がり、臨戦態勢を整えた。刻んだラップは4F54秒7−39秒1−12秒3。上がりを鋭くまとめたように、重いという感覚は持たなくていい。安田記念(4着)後、夏場を休養に充ててリフレッシュ。帰厩後はしっかりと状態を引き上げてきた。

     「ここを叩いて昨年と同じようにマイルCS(11月22日・京都)へというローテーションですが、単走で動きは良かったですね」。見届けた藤原英師は順調さを強調し、昨年2着だったマイル決戦を見据えた。

     これまで京都は〈1320〉と安定している。「京都は下り坂を使えるのがいいですね。次につながるレースができれば」と指揮官は好戦を見込む。3着だった前年からまずステップアップ。存在感を示して頂上決戦へと向かう覚悟だ。

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    天皇賞予想|牝馬の天皇賞秋って

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    「紅一点」パンドラの箱が開く時(1)池添5年ぶり牝馬Vへ手応え

    ◆第152回天皇賞(秋)・G1(11月1日、芝2000メートル、東京競馬場)

     第152回天皇賞・秋(11月1日、東京)に牝馬のショウナンパンドラが挑む。牡馬相手の前哨戦、オールカマーを強烈な末脚で差し切り、成長を見せつけた昨年の秋華賞馬。春秋を含めて史上16頭目、秋が2000メートルになって以降、5頭目となる牝馬Vの可能性はあるか。「紅一点 パンドラの箱が開く時」と題し、4回にわたって連載する。1回目は主戦・池添謙一騎手(36)=栗東・フリー=に手応えなどを聞いた。【聞き手・和田 伊久磨】

     ―いよいよショウナンパンドラで挑む天皇賞。いまの心境は。

     「楽しみ。そのひと言です。G1を前にワクワクできるのは、やっぱりいいですよね」

     ―それほどオールカマーは強かった。

     「休み明けで少しテンションは高かったですが、競馬にいけば折り合ってくれましたし、手応えは抜群。道中はうまく外に出すことだけを考えてましたが、直線のはじけ方は半端じゃなかったです。特にうながした瞬間の反応はイメージ以上の鋭さ。その時点ですね。次(天皇賞)を大きく意識したのは」

     ―21日の1週前追い切りは栗東の坂路で54秒2―12秒1。感触は?

     「(思わず笑顔になって)いやあ、いいですね。本当にいい。キャンターで上がった坂路の1本目から体調アップを感じる動き。相手についていく感じで最後をしっかり追うメニューだった2本目はさらにいい。速い時計を出す感じではなかったんですが、最後は申し分のない反応。追ってフラフラしませんし、確かな上積みを感じます。さらなる相手強化に向けてランクアップがないと厳しいでしょうし、それを確認できた。これはうれしい」

     ―スイープトウショウ、カレンチャンなど、これまで数多くの名牝とコンビを組んできた。

     「同じ可能性を感じるレベルですよ、パンドラは。切れ味はスイープに乗っていた時に感じたほどゾクッとガツンと―。牡馬相手でも一歩も引かないという度胸というか、ハートの熱さというか…。精神面の強さも共通してますね。3歳時より落ち着きが出ているとのことですし、このまま無事にレースを迎えることができれば。僕が望むのはそれだけです」

     ―同馬を含め管理している高野調教師からの騎乗依頼は多い。

     「感謝しています。高野先生は非常に真面目な方ですし、管理馬に全力投球されるという感じ。それぞれの馬に合う条件や環境をいつも探し、気にしている。そんな先生です。調教では細部にわたって指示されますが、レースでは何も言われません。ええ、任せたって感じです。ジョッキーなら誰でもそうだと思いますが、信頼されてるって感じられる瞬間。燃えないわけがないですよね」

     ―東京の2000メートルで戦う、相手強化となる秋の最高峰。最後に抱負を聞かせてほしい。

     「真骨頂は瞬発力ですからね。中山より東京の方が断然いいタイプです。直線で狭くなるロスがあった宝塚記念でも接戦の3着に来ているように、G1牡馬相手でも臆することはありません。枠順やゲートの出などいろんなことがありますが、非常に楽しみなアタックだということだけは間違いありません」

     ◆池添と牝馬 JRAのG1レース20勝を誇る池添はクラシック3冠&春秋グランプリ3連覇などオルフェーヴルで6勝を挙げているが、G1初勝利となった02年桜花賞のアローキャリーをはじめ、牝馬で8勝。牡馬混合G1を牝馬で制したのは05年宝塚記念のスイープトウショウ、11年スプリンターズS、12年高松宮記念で秋春短距離G1連覇を飾ったカレンチャンがいる。



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    菊花賞予想結論|一発狙います、福永祐一を!!

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     菊花賞(10月25日・京都芝3000m)は6枠11番からの発走となるリアルスティール(栗東・矢作芳人厩舎)。レースの前々日となる今朝23日は福永祐一騎手が跨って、CWでのキャンターを行った。ちなみに金曜日にトラック馬場でのキャンターを行うのは、いつものパターン。

     いつもはホームストレッチから入場して1周半だが、今日は3コーナーから入場して、1周のキャンター。1F17秒くらいだったが、ゆっくりのペースにも折り合った走り。止め際も落ち着いた様子だったので、スムーズに調整できたという印象。

     リアファルは坂路馬場。右ラチ沿いをゆったりと駆け上がって、4F65.4〜3F49.0〜2F32.2〜1F16.0秒。厩舎へ帰る際に馬体を確認したが、毛艶は素晴らしく、馬体の張りも目立っており、状態に関しては文句ないだろう。
    (取材・写真:井内利彰)

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    富士S予想結論|2015年、外差しが良い今の東京って

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     【富士ステークス】厩舎情報

     10月24日(土)に東京競馬場で行われる富士S(GIII・芝1600m)に美浦から出走する各馬について、関係者に話を聞いた。

    ロゴタイプ(牡5・美浦・田中剛)について、田中調教師。
    「前走のオールカマー(GII・4着)も状態が良く、そこから大きく変わってはいませんが、1度使った上積みは感じますね。肩こりのような症状が起きる馬で、前走後はまずそのような症状や疲れを取って、富士Sまで逆算しながら調整をしました。先週はあまりビシッとやらなかったので、今週(10/21)はある程度しっかりとやりましたが、反応は良かったですね。ここ数戦は良い競馬をしていますが、相手も強かったです。今回はマイルが良い方に出ればと思います。相手次第でこの馬にもチャンスがあるでしょう」

    ダノンプラチナ(牡3・美浦・国枝栄)について、藤井寿雄調教助手。
    「京成杯AH(GIII)を使う予定でしたが、体が戻り切らなかったので使いませんでした。それが良かったのか体がフックラしてきましたし、状態も良いですね。美浦に戻ってきてから乗り込んできていますし、ここのところ反応も良くなっています。メンバーは揃いましたが、好レースをしてほしいですね」

    グランシルク(牡3・美浦・戸田博文)について、戸田調教師。
    「前走の京成杯AH(4着)は勝ちに等しいレースは出来ているのですが、少し終いが甘くなりましたね。NHKマイルC(GI・5着)の時も、手応えの割に伸びが今ひとつでしたから、そのあたりが改善できれば良いと思います。今回は1回使っていますし、今週(10/21)は単走で追い切りました。使って良化しています」

    ヤングマンパワー(牡3・美浦・手塚貴久)について、手塚調教師。
    「前走の京成杯AH(3着)は勝ちに等しいような内容だったと思います。中間は少しうるさい面もありますが、前2走に比べると涼しくなってきていますし、馬の雰囲気は良くなってきています。1週前にそれなりの追い切りをしていますし、今週は単走でやりましたが良い動きでした。右回りは不正駈歩やバラバラのフットワークになったりしますので、左回りの方が競馬はしやすいですね。ここ2戦を見ても勝っても不思議はないと思っていますし、GIに出られるように賞金加算をしたいです。メンバーが揃っていますが、良い結果が出ればこの先が楽しみになりますね」

    マイネルホウオウ(牡5・美浦・畠山吉宏)について、畠山調教師。
    「前走のポートアイランドS(OP・2着)は、スローペースで粘り込む形で時計もさほど速くはなかったですし、恵まれた面もありました。ただ使いながら上向いていますし、復調の兆しを見せてくれました。今回は斤量が58キロでメンバーも強くなりますが、どこまでやれるか楽しみです」

    シャイニープリンス(牡5・美浦・栗田博憲)について、栗田調教師。
    「前走(京成杯AH・6着)後も変わりないですし、追い切りも良い動きでした。長い脚は使えませんが、一瞬の脚を使うタイプなので、ジョッキーの仕掛けどころひとつでしょう。自分の競馬をしてほしいですね」
    (取材・写真:佐々木祥恵)

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    【秋華賞予想】予想結論

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     【秋華賞】タッチングスピーチ スタンド前発送でも不安無し

    【秋華賞(日曜=18日、京都芝内2000メートル)栗東発トレセン秘話】恥ずかしながら、この年になって“パドックの真実”を初めて知った。構造上、観客の声が反響しやすく馬がイレ込みやすい競馬場と、その逆があるということ。また、同じ馬の周回でも、観客側を歩く時とオッズ掲示板側を歩く時では馬のテンションが違うこともあるそうだ。

    「やっぱり馬も大勢の人の近くに行くと、気になってしまうことがあるからね。その一場面だけでイレ込んでいると言われても…。反対側を歩く時はスッと落ち着いていたりすることもあるよ」

     こう説明してくれたのは石坂厩舎の桑村光史助手だ。競馬場の造り、大勢のファンの圧迫感、声の反響…もろもろの状況を踏まえて馬の気配を見なければいけないのだとしたら、パドックでの馬見というのも簡単な作業ではない。

     今週末に行われるGI秋華賞は京都芝内回り2000メートルでの施行。コーナー4つ、直線の短さなどに注目が集まるが、ひょっとしたらそれ以上に重要な“地点”はスタートの場所かもしれない。オークスと同じくスタンド前からの発走。繊細な牝馬のGIで大勢の観客の前、歓声や圧迫感を間近に感じながら気持ちを平常に保つことができるかどうかは、レースの大きなポイントと言える。

    「ノンビリしておとなしいのがこの馬のいいところ。ディープっぽくないというのかな。そのあたりは母系が出ているんだろうね」

     こう語るのはタッチングスピーチを秋華賞に出走させる前出の桑村助手。初のGI挑戦。それでもこの馬の普段の落ち着きぶりならスタンド前の発走も難なくこなして、ポテンシャルをきっちり発揮してくれそうな気がする。

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    【府中牝馬S予想】予想結論

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    ケイアイエレガントに注目

     久々もケイアイエレガントが全開ムードだ。レースまで中1日となる15日には坂路で4F53秒2をマークした。年内引退が決定済みで、「ゴトゴトした感じもなく、いいデキ。多少プラス体重かもしれないが、臨戦態勢は整った。限られたレースしかないから」と尾形充調教師。春はマイルGIで活躍したが、「以前より出脚がズブくなった分、しまいまでしっかりした」と9Fでも気後れなしだ。

    (夕刊フジ)

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    【京都大賞典予想】予想結論

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    ラブリーデイ態勢万全、秋G1へ始動/京都大賞典

    <京都大賞典:追い切り>

     天皇賞・秋の前哨戦、京都大賞典(G2、芝2400メートル、12日=京都、1着馬に優先出走権)へ、宝塚記念を制したラブリーデイ(牡5、池江)が8日、栗東Cウッドで追い切った。豪快に先着し、態勢は整った。

     ラブリーデイは軽やかにCウッドを駆け抜けた。最後に気合をつけられると、併せたプリンスダム(古馬1000万)を2馬身半突き放し、6ハロン86秒5−11秒9をマーク。池江師は「態勢は整った。硬い馬場がいいので開幕週の京都の馬場はいい。距離は若干長いけど、そこは馬場が軽い分、もつんじゃないかなと思っている」と期待した。

     天皇賞・秋を目標に、その後はジャパンC、有馬記念を見据える。輸送を考慮し、今回は京都大賞典をステップレースに選んだ。「たたき良化型」と師が話すように、G1・3連戦に向けて、今回が大事な一戦になることは間違いない。

     6月の宝塚記念でG1を初制覇。師は「すべてがかみ合ってきた」とその成長を説明する。以前は口を切ることもあった。「馬が真面目すぎて、とにかく走りたいという感じだった」(山元助手)が、昨秋からフラットワークという前進、後退、停止、数字の「8」を描くように歩く調教方法を取り入れたことで徐々に落ち着きが出た。

     昨秋から今春にかけてひと皮むけたラブリーデイが、さらにもう1歩先へ歩を進める。【辻敦子】

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    【毎日王冠予想】予想結論

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     GIロード開幕戦のスプリンターズSは、11番人気サクラゴスペル(2着)に◎、ストレイトガール(1着)に◯で、馬単9090円を大本線ゲット。夕刊フジ賞オーシャンS2勝のコース巧者ゴスペルが期待に応えてくれたこその成果だ。毎日王冠も現役、いや歴代屈指の東京マイスター・スピルバーグを本命に指名する。

     東京芝コースで【6131】と、ほぼ完璧な成績。唯一の着外は本格化手前で距離も微妙に長かった3年前の日本ダービー(14着)で、今や過去のもの。東京6勝は現役No.1で、過去20年でもウオッカなどと並んでトップ。これほどの馬がGIIで断然人気にならないのなら狙わない手はない。

     “サウスポー”の理由を津曲助手が理路整然と説明する。「右回りだとどうしても右にササったりする面がある。前走のプリンスオブウェールズS(英国アスコット競馬場)の6着もそうでしたね。だから左回りのほうがいいし、決め手があるので直線の長い東京はピッタリなんです」

     つまり産経大阪杯(4着)も含めて、今年の右回り2戦はノーカウントでいいということ。上がり3F33秒7の豪脚でジェンティルドンナ以下をなで斬りにした、昨秋の天皇賞をストレートに想起すべきだろう。

     ポイントはイギリスからの帰国初戦で態勢が整っているかだが、8月26日の帰厩から、藤沢和厩舎らしく山のように追い切りを重ねてきた。7日の直前スパーリングは坂路3頭併せの真ん中で併入。4F56秒6、ラスト1F13秒3とタイムは地味ながら、「内から3番手の馬がきたら、きっちり反応してくれた。いつもよりキビキビとした軽い動きでしたね」と、手綱を取った北村宏騎手は合格点を与えた。

     昨年は直線で窮屈なところに入ってクビ+クビ差の3着だったが、15頭→13頭立てとさらに頭数が減ることでよりスムーズにさばけるはず。東京での勝ち星を“7”に伸ばし、史上初となる東京開催の秋天連覇へ王手をかける。

     “究極の3連単”はスピルバーグを1着に固定。気鋭の3歳馬アンビシャスを2、3着に置いた12点買いだ。(夕刊フジ)

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    【サウジアラビアロイヤルカップ予想】予想結論

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    【サウジアラビアロイヤルカップ予想】予想結論

    【サウジアラビアロイヤルカップ(土曜=10日、東京芝1600メートル)注目馬7日最終追い切り:美浦】2戦目を4馬身差で勝ち上がったアストラエンブレムは坂路で単走。馬なりで4ハロン56・6―41・6―13・2秒と控えめな内容でも、陣営は上々の仕上がりをアピールした。

     手綱を取った小島茂調教師「日曜(4日)にしっかり動かしたし、調教量はこれで十分。ゲートで燃えるので、あとは当日の落ち着きだけ。明日、あさってと練習していくつもり」

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