競馬重賞徹底予想

毎週開催される、競馬重賞についてのいろいろな角度から分析をしたいと思います。徹底的に重賞を分析していますので…皆様大注目です。

    2016年12月

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    チャレンジカップ予想|2016年|注目すべき大事なこと

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     阪神は土曜にも重賞のチャレンジカップ(10日、GIII、芝・外1800メートル)が組まれている。2012年から年末の阪神開催でハンデ戦となり、昨年こそ57キロの2頭がワンツーだったが、基本的には54〜55キロの活躍が目立つ傾向だ。また、ハンデ戦となってからは4年連続で9番人気以下の伏兵が馬券に絡んで波乱を演出しており、馬券的にも注目される。

     まずはトップハンデ58.5キロのディサイファ(美浦・小島太厩舎、牡7歳)。重賞4勝は1800メートルから2200メートル戦だが、近走はマイルに路線を転じていた。前走のマイルCS(10着)はゴール前で勝ち馬が斜行したことで致命的な不利を受けたもの。度外視していい。2走前の毎日王冠でも追いづらくなる場面があり、この秋は不完全燃焼のレースが続いている。まともならGIIIでは明らかに力量上位だ。それだからこそのトップハンデだが、さすがに58.5キロは負担になる。他馬との斤量差が鍵となるが、スムーズな競馬ができれば、この斤量でも大きく崩れることはないだろう。

     昨年57キロでこのレースを勝ったフルーキー(栗東・角居勝彦厩舎、牡6歳)は、今年は57.5キロでの出走。その昨年は富士S5着からのローテーションだったが、今年は富士S8着後にキャピタルS(5着)を挟んでいる。中1週の詰まった間隔がどう出るかだが、阪神では7戦5勝、2着1回と抜群の成績。コース相性の良さでハンデとローテを克服したいところだ。

     昨年1月の京成杯以来、勝ち星から遠ざかっているベルーフ(栗東・池江泰寿厩舎、牡4歳)が57キロのハンデ。3勝馬とはいえ近走も大きく崩れていない。ただ、56キロだった小倉記念は2着で、57キロだった新潟記念は4着。このあたりがハンデの妙か。今回も57キロ克服が鍵となる。

     休み明けのエリザベス女王杯では末脚不発で8着に敗れたタッチングスピーチ(栗東・石坂正厩舎、牝4歳)は55キロ。セックスアローワンスがあるので、ハンデキャッパーは57キロの牡馬と実質は同等の評価をしたことになる。京都記念2着など牡馬相手でも互角の力があるのはもちろん、阪神芝1800メートルといえばローズSでミッキークイーンを差し切った舞台。叩いた上昇度も考慮すれば侮れない。

     軽ハンデ組ではケイティープライド(栗東・角田晃一厩舎、牡6歳)が面白沿い。昨年のこのレースは13着だったが、今年は小倉大賞典4着、函館記念2着、福島記念5着。ハンデ重賞ばかりを狙って使う陣営の意図もうかがえ、好走している。今回も52キロの軽量。阪神で3勝しているので、一発の魅力にあふれている。

     カシオペアSを大外一気に差し切ったヒルノマテーラ(栗東・昆貢厩舎、牝5歳)=54キロ=は急激に力をつけている一頭。カシオペアSは別定戦だったとはいえ、54キロで56キロのベルーフ(3着)に完勝だった。今回、ベルーフとは斤量差がさらに1キロ広がるというのは興味深いところだ。

     成長途上ながら潜在能力が高いブラックスピネル(栗東・音無秀孝厩舎、牡3歳)=55キロ、準オープンとしては好メンバーだった前走の八坂Sを逃げ切ったダノンメジャー(栗東・橋口慎介厩舎、牡4歳)=55キロ=なども伏兵として注意が必要だ。

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    チャンピオンズカップ予想|2016年|予想結論


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    ◆脚ため直線勝負〔1〕カフジテイク

     武蔵野S3着馬は、坂路で4ハロン65秒0−15秒4をマーク。前向きさがあり戦闘モードだ。湯窪調教師は「気合が乗っているね。(前走より1ハロン延びる)距離がどうかだが、最内枠だから道中は内で脚をため、直線は外に持ち出して伸びれば」とイメージを頭に描く。

    ◆デキに太鼓判!!〔2〕アウォーディー

     CWコースを2周。脚さばきはキビキビとして、適度に気合も乗って万全の態勢だ。丸内助手は「馬も競馬(が近いこと)を分かっていて、その気になっている。状態は本当にいいですよ」と7連勝でのJRA・GI初Vに期待する。

    ◆軽め調整で気合〔4〕アスカノロマン

     Eコースを軽めの調整。フットワークは力強い。釘田助手は「いつものCWコースでなく、刺激を与えるためにEコースで。今朝は適度に気合が乗って、ロマンもレースが近いのを分かっている感じ」とうなずく。

    ◆鞍上も好感触!〔5〕ロワジャルダン

     何度も長距離輸送を経験しているだけあって堂々としたものだ。川野助手は「涼しい気候になって状態が上がってきた。動きが素軽くなっているし、馬体の張りも良くなった。ジョッキー(横山典騎手)も追い切りでいい感触をつかんでくれたみたいだし、昨年(4着)より力を付けていると思う」と一発を狙う。

    ◆顕著な充実ぶり〔6〕モンドクラッセ

     金曜に中京競馬場入り。レース前日はダートコースを軽く1周スクーリングしてから、キャンターで1周半のメニュー。装鞍所とパドックの下見も行った。「体は少し絞れているかどうかという感じ。予定通りに来ています。具合はだいぶいいし、絶好調です。いつも崩れず堅実に走ってくれるので楽しみ」と末武助手。

    ◆落ち着き好気配〔7〕ラニ

     いつも通りEコースでラスト1ハロン15秒7。大きなストライドで好気配を漂わせた。丸内助手は「最後、少し伸ばした。なめらかでいい感じでしたね。落ち着きもあった。あとは、レースで初めて装着するブリンカーがどちらに出るか。いい方に出れば」と力を込める。

    ◆さらに状態UP〔8〕サウンドトゥルー

     3度目の中京への輸送も問題なくクリアした。前走のJBCクラシック3着後もさらに状態は上がっているようで、「前走よりもう1段階上がっているし、かなり具合はいい。あとは展開が向いてくれれば。中央のGIを勝ちたいね」と中垣助手は仕上がりに自信を見せる。

    ◆1度叩いて万全〔9〕ノンコノユメ

     昨年の2着馬は午前11時ごろ中京競馬場に到着し、落ち着いた脚取りで馬房におさまった。石井厩務員は「馬運車ではおとなしかったし、つけたカイバもほぼ完食してくれた」と順調な輸送だったことを伝える。去勢後、最初のレースだったJBCクラシックは4着だったが、「ひと叩きされて馬体も毛づやも良くなった。昨年はピリピリとしていたが、去勢したことで今年はすごく落ち着いていい雰囲気」と中央のGI取りへ万全の状態だ。

    ◆力を出せる状態〔10〕メイショウスミトモ

     角馬場で体をほぐした後、坂路でのキャンター調教で大一番に備えた。「順調ですよ。馬はいつもと変わりない感じ。相手は強いですけど、力を出せる状態になっています」と南井助手。

    ◆三度目の正直へ〔11〕コパノリッキー

     GI8勝の実績はナンバーワン。悲願のチャンピオンズC制覇を目指して3年連続の挑戦だ。レース前日は引き運動を行った。「ジョッキー(ルメール騎手)に指示は出しません。いい枠が当たったし、ポジションにこだわらずスムーズに相手を見ながらいければ。何とかこのタイトルを取りたいね」と村山調教師。過去2年は12着、7着に終わっており、3度目の正直を狙う。

    ◆史上最高の馬体〔12〕ゴールドドリーム

     坂路を4ハロン65秒4で登坂。ブレのない動きで、真っすぐに急勾配を駆け上がった。「ゴールドドリーム史上、一番の体の柔らかみだね。しっかりとハミを取っていたし、パワフルさもあったよ」と堀部助手は気配の良さに笑みを浮かべた。

    ◆馬体引き締まる〔15〕モーニン

     坂路をパワフルな走りで登坂(4ハロン66秒6)。引き締まった馬体から状態の良さは一目瞭然で落ち着きも十分だ。「デキは抜群ですよ。ムダ肉のない体になっています。うまく外枠も当たりました。あとはリズムよく運べるかだけです」と担当の濱名助手は胸を張った。

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    金鯱賞予想結論|2016年|やっぱり順調な馬

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    <金鯱賞:追い切り>

     昨年の有馬記念16着以来となるリアファル(牡4、音無)は11月30日、坂路で同じ金鯱賞に参戦するレコンダイトと併走。4ハロン51秒3−12秒9の好時計で半馬身先着した。

     2週続けて追い切りに騎乗したシュタルケ騎手は「先週は重かったけど、今日は良くなっている。長期休養明けがどうかだけど動きはいい」と評価した。菊花賞ではキタサンブラックと小差の3着。注目の復帰戦だ。

     
    金鯱賞ー傾向

    中京競馬は7月以来の開催。週中での降雨はなく土曜も晴れ予報。芝は絶好のパンパン馬場でのレースになりそうだ。速い時計は間違いなく、近年に多く見られる“超高速”決着までありそう。そうなれば金鯱賞(中京11R)◎パドルウィールにも勝機はある。格上挑戦の身だが、ここと同舞台だった3走前の1000万クラスをレコードV。走破タイム1分58秒4は昨年の金鯱賞の勝ち時計よりも0秒4速い超抜時計だ。

     中尾師は「芝質が合っているんだろうね。この条件はベストだし、あの競馬ができれば重賞でも勝ち負けできる」と手応えをにじませていた。絶好の内枠の(3)番を引き当て運も味方。持ち前のスピードで他馬を蹴散らす。

     
    金鯱賞ー展開

    来れば高配必至なだけに馬券は手広く。馬連と馬単。相手は中京巧者のサトノノブレス、素質上位のリアファルが本線。トーホウジャッカル、ヴォルシェーブ、ヤマカツエース、レコンダイトを押さえる。

     典型的な逃げ馬不在でハナは押し出されたスズカデヴィアス。長期休養明けのリアファルが好位で折り合えばペースは上がらない。ヤマカツエースも前めで構え、サトノノブレス、ヴォルシェーブは後方から。直線は瞬発力が問われる。

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    ステイヤーズステークス予想結論|2016年

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    ◆ステイヤーズS追い切り(11月30日・美浦トレセン)

     12月3日に中山競馬場で行われる名物マラソンレース、第50回ステイヤーズS・G2は、JRAの平地競走で最長となる芝3600メートルを舞台に行われる。連覇を狙うアルバート(牡5歳、美浦・堀厩舎)が30日、美浦トレセンで最終追い切りを行った。

     昨年のこのレースで手綱を執ったムーアを背に、ウッドチップコースで3頭併せ。先頭のコリエドール(2歳500万)、その1馬身後方のオメガドラクロワ(2歳未勝利)を2馬身追走した。3コーナーで差を詰め、横一戦に並んで直線向くと、ラスト1ハロンで軽く仕掛けられて最先着を果たした。

     調教から引き上げてきたムーアは「今年初めて乗ったので昨年と比較はつかないが、状態は良さそう。大丈夫だよ。去年勝っているレースだからね」とクールな表情。昨年は500万から4連勝で重賞初勝利となり、5馬身差の圧勝だった。今年も堂々の主役だ。

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