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京都記念で始動するマカヒキ(牡4、友道)は追い切り翌日のこの日、厩舎回りの引き運動で体をほぐした。
「約1時間、運動した。変わりなくきているし、カイバも食べているよ」と友道師は余裕の表情だ。昨秋の凱旋門賞14着以来4カ月ぶりとなるが、十分に乗り込まれており「仕上がりはいい」と師はいう。4歳初戦でダービー馬の力を見せつけるか。
京都記念で始動するマカヒキ(牡4、友道)は追い切り翌日のこの日、厩舎回りの引き運動で体をほぐした。
「約1時間、運動した。変わりなくきているし、カイバも食べているよ」と友道師は余裕の表情だ。昨秋の凱旋門賞14着以来4カ月ぶりとなるが、十分に乗り込まれており「仕上がりはいい」と師はいう。4歳初戦でダービー馬の力を見せつけるか。
<クイーンC:追い切り>
土曜東京メインのクイーンC(G3、芝1600メートル、11日)へ、ディープインパクト産駒のフローレスマジック(木村)が美浦ウッドで力強い動きを見せた。3頭併せの真ん中で内シルヴァーコード(古馬1000万)と併入、外ラカリフォルニー(古馬500万)に2馬身先着。馬なりで4ハロン53秒0−12秒8と時計も上々で、新コンビの戸崎騎手も「いい感じ。跳びも軽いし、瞬発力がある。乗る前から楽しみにしていたけど、その通りだった」と明るい。
全姉ラキシス、全兄サトノアラジンという良血。木村師も「前回減っていた体は戻ったし、前走後の休養がいい方向に働いている。動きの質も上がってきた」と成長を感じている。「アルテミスSを勝ったリスグラシューが阪神JFで2着。自分たちもしっかりしなければという思い」。ここは譲れない気持ちだ。【木南友輔】
◆共同通信杯追い切り(8日・栗東トレセン)
第51回共同通信杯・G3(12日、東京)でクラシック参戦への賞金加算を狙うムーヴザワールドは栗東・坂路で絶好の動きを披露した。
素質馬が勝負のG3へ、しっかり態勢を整えてきた。ムーヴザワールドは栗東の坂路でヴィッセン(6歳1000万)と併せ馬。2ハロン目からスピードアップしてラスト2ハロンを12秒4、12秒8。抜け出ていた僚馬を上回る手応えで、全体53秒1で楽に併入に持ち込んだ。
「先週、負荷をかけてやったので大体できています。今回は輸送もあるし、時計は先週と似たものだけど、より調整の感じ」と石坂調教師。先週は53秒2だが馬場の荒れた後半で、この日は開門まもない馬場。異なるパターンで2週続けてマークした、53秒0(昨年9月)の自己ベストに迫る時計が万全の出来を示す。
「いきなりは少し難しいかと思ってました」と石坂調教師が振り返る初戦で、エアウィンザーとの良血対決を首差勝利。3着を2馬身離したのが地力の違いだ。G3に挑んだ前走は首、鼻差の3着だが、キャリア2走目だけにトレーナーは悲観していない。「加速がつきにくいので、早めの仕掛けで。押し切ってほしかったけど、重賞でよく頑張ってくれました」
全姉タッチングスピーチは3歳秋のローズSを勝ち、エリザベス女王杯3着。成長力を期待できる血統で「以前はバタバタと走っていたけど、素軽さが出てきました」と古川助手は昨秋からの変化を認める。「3か月でどれくらい成長してるのか。ただ、成長を感じます。何とかクラシックへの権利を取りたい」。石坂調教師のストレートな言葉は、そのまま期待の表れだ。(宮崎 尚行)
スポニチ賞京都金杯2着のブラックスピネルが坂路で4F49秒8〜1F12秒5の猛時計を刻んで驚かせた。
文句なしの自己ベスト。手綱を取ったのは新たにコンビを組むM・デムーロ。音無師も苦笑するしかなかった。「確かに“やっていい”と言ったけど、こんな時計になるとは思っていなかった」と驚きは隠せなかったが「動きはいい。馬体重が気になるが、3本しっかりやった。これだけ動ければ走れる状態にはあると思う」と納得の表情だった。
前走の京都金杯は“スピネル対決”の叩き合いの末、鼻差2着。猛調教で逆転に手が掛かった。
ミルコ超抜時計・・・・こんなの速いの見たことない
【東京新聞杯(日曜=5日、東京芝1600メートル)注目馬1日最終追い切り:栗東】ブラックスピネルは古馬1000万下のセネッティと坂路入り。M・デムーロを背に僚馬と鼻面を並べてスタートした。前半から鞍上が抑え切れない行きっぷり。パートナーも食らいつくが、次第に離されていく。ラスト1ハロンを過ぎてからは独走状態。そのままスピードは緩むことはなく4ハロン49・8―12・5秒の超抜時計を叩き出した。
M・デムーロ騎手「速かったね。こんなに速いのは見たことないよ。まだレースではまたがっていないけど、本当にいい馬ですね」
◆きさらぎ賞追い切り(1日・栗東トレセン)
第57回きさらぎ賞・G3(5日、京都)で、無敗での重賞初制覇に挑むサトノアーサーが1日、栗東・CWコースで併走馬に先着した。厩舎の先輩で、昨年の覇者サトノダイヤモンドに続く逸材を分析した。
サトノアーサーの最終追い切りは栗東・CWコース。シルバーポジー(4歳1000万)の2〜3馬身後方を折り合って追走し、直線は内へ。残り1ハロンで鞍上の川田が手綱を緩めると、それまで僚馬と同じ高さだった体がグンと沈んで加速。ラスト11秒4の鋭さで首差抜け出した。内容は先週から陣営が予定していた通りのもの。体調の良さはもちろん、動き、時計ともに大物感は十分すぎるほど伝わってきた。
昨年のこのレースを制し、クラシックを主役として戦ったサトノダイヤモンドとは、何かと比較される存在。「完成度は同じ時期のダイヤモンドの方が高かった」と池江調教師、兼武助手は口をそろえるが「現時点でも高いパフォーマンスを見せているが、アーサーは年を重ねてどんどん良くなっていくタイプ」という意見も同じだ。
実際、馬体は成長を続けており「母系のリダウツチョイス(母の父)の特徴も出ているのでしょう、筋肉がついてきました」と池江師が強調する。パワーをつけた今なら、道悪のデビュー戦で見せた加速の鈍さは、解消されているはずだ。
池江師は、凱旋門賞にサトノダイヤモンドと2頭出しで挑む可能性にも言及している。「きさらぎ賞の勝ち方と、皐月賞の内容次第」と、3歳の始動戦に関しては揺るぎない自信を見せた。大きなフットワークの持ち主で京都外回り1800メートルは絶好の舞台。スペシャルウィーク、ネオユニヴァースなど歴代勝ち馬に匹敵する「強い走り」が見られると期待している。(吉村 達)
【昨年のきさらぎ賞VTR】デビュー2連勝で臨んだサトノダイヤモンドは単勝1・2倍の1番人気。4番手からラスト1ハロンで先頭に立つと、2着のレプランシュに3馬身半差をつける横綱相撲で重賞初制覇。1分46秒9の勝ち時計はレースレコードだった。手綱を執ったルメールが「直線ですごい脚を使った。ステッキを1回使ったが、要らなかった」と目を丸くした。
サトノアーサー騎手の川田が復帰