ヴィクトリアマイル回顧|パドック評価から注目した馬


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 17日、東京競馬場で行われたGI第10回ヴィクトリアマイル(芝1600メートル)は、5番人気ストレイトガール(牝6・藤原英)が粘るケイアイエレガントをアタマ差で退けて悲願のGI初制覇。18番人気ミナレットが3着に粘り、GI史上最高となる3連単2070万5810円の大波乱で幕を閉じた。GI史上最高の大波乱が起きた要因は何だったのか? 改めて検証する。

「好枠を引いたので、枠のラインをそのまま生かして抜け出そうとジョッキーには伝えた」

 ストレイトガール=戸崎圭のレース運びは、管理する藤原英調教師の期待通りだった。果敢にハナを切ったミナレットが刻んだラップは4ハロン通過45秒5。「行く馬を行かせて、その後ろで我慢するイメージ。あそこまで流れるとは思っていなかったが、馬がよく辛抱してくれた」と戸崎圭が語った通り、道中はインの5番手で折り合いに専念。前後の間合いを測りながら直線の攻防へと移行する。

 鞍上がゴーサインを出したのは直線半ば。「人気馬が後ろにいたが、勢いもあったし、もう後続に差されることはないだろうと」(同騎手)。最後は2番手から抜け出して粘り込みを狙うケイアイエレガントとの一騎打ち。デビューから26戦目、次の瞬間に歓喜が訪れた。

「好枠、好天、東京をよく知るジョッキー。久々に条件がビシッと揃っていた。それに今回はこの馬にとって牝馬同士の最後のGI。ここが勝負とは思っていました」

 レース後の藤原英調教師の言葉が悲願のGI制覇を成し得た要因を端的に物語っている。本質がスプリント寄りの同馬にとって、怖かったのはタフさを求められる競馬。V時計の1分31秒9はレースレコードタイだが、先行した馬が上位を独占した一戦に、ハイペース=サバイバル戦の印象はまるでない。牝馬限定の舞台は軽さ、スピードが要求されるレースなのだ。同師はこう言葉を続ける。

「最後の坂で普通なら脚色が鈍るが、それがもうひと伸び。想像を超える走りだった。昨年3着の経験もあったし、何よりスプリント戦で牡馬相手に戦い、香港遠征でもモマれてきた。それが生きた」

 この初戴冠こそストレイトガールの集大成。ゆえに「次の目標は立てていないし、牡馬相手のスプリント戦はもうきついかもしれない。暮れにまた香港に行きたい、という話はオーナーとしましたが…」と指揮官は“今後”を明確にはしなかった。

 その穏やかな表情は「まだもう少し美酒に酔わせてくれ」と周囲に告げていたように感じた。




ヴィクトリアマイル パドック動画



パドックで評価した馬は…!!
baejs
















ヴィクトリアマイルレース動画


1着 ストレイトガール 戸崎圭太
2着 ケイアイエレガント 吉田豊
3着 ミナレット 江田照男




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viku