チャレンジカップ予想|2016年|注目すべき大事なこと

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 阪神は土曜にも重賞のチャレンジカップ(10日、GIII、芝・外1800メートル)が組まれている。2012年から年末の阪神開催でハンデ戦となり、昨年こそ57キロの2頭がワンツーだったが、基本的には54〜55キロの活躍が目立つ傾向だ。また、ハンデ戦となってからは4年連続で9番人気以下の伏兵が馬券に絡んで波乱を演出しており、馬券的にも注目される。

 まずはトップハンデ58.5キロのディサイファ(美浦・小島太厩舎、牡7歳)。重賞4勝は1800メートルから2200メートル戦だが、近走はマイルに路線を転じていた。前走のマイルCS(10着)はゴール前で勝ち馬が斜行したことで致命的な不利を受けたもの。度外視していい。2走前の毎日王冠でも追いづらくなる場面があり、この秋は不完全燃焼のレースが続いている。まともならGIIIでは明らかに力量上位だ。それだからこそのトップハンデだが、さすがに58.5キロは負担になる。他馬との斤量差が鍵となるが、スムーズな競馬ができれば、この斤量でも大きく崩れることはないだろう。

 昨年57キロでこのレースを勝ったフルーキー(栗東・角居勝彦厩舎、牡6歳)は、今年は57.5キロでの出走。その昨年は富士S5着からのローテーションだったが、今年は富士S8着後にキャピタルS(5着)を挟んでいる。中1週の詰まった間隔がどう出るかだが、阪神では7戦5勝、2着1回と抜群の成績。コース相性の良さでハンデとローテを克服したいところだ。

 昨年1月の京成杯以来、勝ち星から遠ざかっているベルーフ(栗東・池江泰寿厩舎、牡4歳)が57キロのハンデ。3勝馬とはいえ近走も大きく崩れていない。ただ、56キロだった小倉記念は2着で、57キロだった新潟記念は4着。このあたりがハンデの妙か。今回も57キロ克服が鍵となる。

 休み明けのエリザベス女王杯では末脚不発で8着に敗れたタッチングスピーチ(栗東・石坂正厩舎、牝4歳)は55キロ。セックスアローワンスがあるので、ハンデキャッパーは57キロの牡馬と実質は同等の評価をしたことになる。京都記念2着など牡馬相手でも互角の力があるのはもちろん、阪神芝1800メートルといえばローズSでミッキークイーンを差し切った舞台。叩いた上昇度も考慮すれば侮れない。

 軽ハンデ組ではケイティープライド(栗東・角田晃一厩舎、牡6歳)が面白沿い。昨年のこのレースは13着だったが、今年は小倉大賞典4着、函館記念2着、福島記念5着。ハンデ重賞ばかりを狙って使う陣営の意図もうかがえ、好走している。今回も52キロの軽量。阪神で3勝しているので、一発の魅力にあふれている。

 カシオペアSを大外一気に差し切ったヒルノマテーラ(栗東・昆貢厩舎、牝5歳)=54キロ=は急激に力をつけている一頭。カシオペアSは別定戦だったとはいえ、54キロで56キロのベルーフ(3着)に完勝だった。今回、ベルーフとは斤量差がさらに1キロ広がるというのは興味深いところだ。

 成長途上ながら潜在能力が高いブラックスピネル(栗東・音無秀孝厩舎、牡3歳)=55キロ、準オープンとしては好メンバーだった前走の八坂Sを逃げ切ったダノンメジャー(栗東・橋口慎介厩舎、牡4歳)=55キロ=なども伏兵として注意が必要だ。


チャレンジカップ
2012年〜枠順別成績

2012n








↑↑
3枠まで2頭・・・。


2012年〜展開別データ
2012i






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