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【平松さとしの重賞サロン】7年前の2010年、金鯱賞が5月に行われていた時のことだ。後に宝塚記念を優勝するアーネストリーが1番人気に推されたそのレースで、伏兵視されていたのがタスカータソルテだった。
さらにさかのぼること1年。09年5月にタスカータソルテはシンガポールへ遠征。現在は廃止となってしまったシンガポール航空国際Cに出走した。現地で同馬の調教を見せてもらった時、私はひとつのことに気付いた。それはシャドーロールだった。
日本でもシャドーロールを着用していた同馬だったが、現地で見たそれは国内で着けていたものより小さめだったのだ。管理していた藤原英昭調教師にその理由を尋ねると、よく気付いたな…と言った後、続けた。
「今はもう着ける必要はありません。でも、シンガポールはナイター競馬なので用心のために着ける。だからサイズは小さめで良いかな…と」
さすがその前2年(07、08年)、最高勝率調教師に輝いただけのことはある“胆大心小”という言葉がピッタリくる調教師だと思ったものだ。
その藤原英師が今年の金鯱賞(土曜=11日、中京芝2000メートル=1着馬に4・2大阪杯優先出走権)にステファノスを送り込む。7年前のタスカータソルテは残念ながら競走中止で予後不良となってしまった。それでも藤原英師が管理馬に細心の注意を払う姿勢は現在も変わらない。時代が変わり、馬も替わったが、リベンジの期待がかかる。