2016年新潟記念予想|アルバートドック|注目馬
 

 サマー2000シリーズ最終戦、新潟記念の追い切りが31日、東西トレセンおよび新潟競馬場で行われた。七夕賞を快勝したアルバートドックは、栗東CWコースで伸びのある動きを披露。好調をキープしており、シリーズ制覇に意欲満々だ。小倉記念を勝ったクランモンタナは坂路の併せ馬で先着。気迫あふれる走りで、こちらも夏の王者を狙っている。

 今の充実ぶりが伝わってきた。七夕賞で重賞2勝目を挙げたアルバートドックが、軽快な動き。夏の王者に向け、態勢を整えた。

 「前走時と同じようなイメージで調整できました。いい状態で来ています」

 野見山助手が笑顔で振り返った最終追い切りは、CWコースで単走。序盤から人馬が呼吸を合わせ、ゆったりと進めていく。スムーズにコーナーを回って、手応えよく直線へ。ゴール前で仕掛けられると、伸びのあるフットワークで駆け抜けた。6ハロン84秒0、3ハロン39秒5−13秒0と目立つ時計ではないが、前回の最終追いも強め程度(6ハロン85秒7)。セーブ気味は予定通りで、仕上がりに不安はない。

 前走の七夕賞は、中団から早めに動いて快勝。今年2月に定年解散した松田博資厩舎から、転厩4戦目で復調をアピールした。中間は滋賀県の吉澤ステーブルWESTに放牧に出され、8月4日に帰厩。心身ともに健やかな姿に、野見山助手が目を細める。

 「前回よりカイバ食いがよく、体がふっくらして張りもあります。落ち着きも出て、馬が自信を付けたみたいですね」

 サマー2000シリーズは、現在トップのネオリアリズムに3ポイント差の2位タイ。勝てば、王座獲得となる。新潟は初めてで、左回りも2戦し18、7着と好結果が出ていないが、陣営のトーンは高い。

 「広い新潟なら道中でゆっくり構えることができるので、この馬の競馬ができると思います。(サマーシリーズを)意識しますし、勝ちたいですね」と野見山助手は力を込める。

 今年の最大目標は、天皇賞・秋(10月30日、東京、GI、芝2000メートル)。サマーチャンピオンの称号を手にし、弾みをつけて実りの秋を迎えたい。(鈴木康之)

■サマー2000シリーズ

 芝2000メートルの重賞計5戦で獲得ポイントを競う。1勝以上で13点以上が優勝の条件で、ポイント最上位馬が複数の場合、それぞれが優勝。優勝馬の馬主に3200万円、厩舎関係者に800万円が褒賞金として贈られる。新潟記念は1着に10点、2着に5点、3着に4点、4着に3点、5着に2点、6着以下に1点が与えられる。




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