４連勝中のアルバートの仕上がりに堀師も納得の表情。５連勝で一気の戴冠となるか（写真：サンケイスポーツ）

　４連勝でステイヤーズＳを制したアルバートが、雨上がりの美浦Ｗコースで活発な動きを見せた。エルマンボを半馬身追走。直線で脚力の違いを見せつけ、１馬身半先着した。使い込まれているがテンションは上がらず、落ち着き十分だ。

　「前の馬への配慮がなく抜け出す形で、いい併せ馬ではなかった」と堀調教師は辛口だったが、「しまいはしっかりして前走と同じ状態を維持。中間に皮膚病が出て体力が落ちているかと思ったが、それも回復した」と仕上がりには納得。

　前走は５馬身差の圧勝で、「少し気難しいが、走るほうに向けば爆発力がある。（有力馬に）付け入る隙はあると思うので大きな期待を持っている」と自信たっぷりだ。（夕刊フジ）