情熱競馬の予想が熱い・・・・
もちろん無料予想も。
【フェアリーS(日曜=8日、中山芝外1600メートル)得ダネ情報】2017年牝馬クラシックへとつながるGIIIフェアリーSはとにかく波乱続き。過去10年で2桁人気の馬券圏内突入は実に9回を数える。まさに穴党のためにあるような一戦だ。ならば今年の激熱馬は? 昨年暮れからアンテナを張り巡らせてきた美浦得ダネ班がたどり着いたのは、照準をここ一本に絞ってきたメローブリーズだ。
「ウチにいた姉2頭も素質はあったんだけど、(中央在籍時には)勝たせてあげられなくてね。この馬にかける思いはそれだけ強いんだ」と熱っぽく語るのは大沢助手。
その全姉2頭(リュウノースジョイ、カンテラガール)以上の仕上がりの早さ、完成度の高さを証明するかのように、メローブリーズは夏の函館開催で早々と新馬(芝1200メートル)勝ちを飾ってみせた。
「入厩当初から“ちょっと違うな”って雰囲気はあった。スピードがあって、とにかく手がかからない。早い時期から活躍できる予感はしていた」(同助手)
デビューV後は重賞2戦(函館2歳S=4着→アルテミスS=14着)で経験値を上げ、秋の東京開催で500万下(芝1400メートル)を卒業。普通ならこの後は暮れの2歳女王決定戦・阪神JFへ向かうところだが、陣営はあえて充電期間に充てた。
「さらなる成長が見込めると思って。在厩したまま調整を続けることでスピードに磨きがかかったのと同時に、力強さが加わった」
大沢助手の言葉を裏付けるように、3日の最終追い切りではスピーディーかつパワフルな走りを披露(坂路4ハロン52・8―12・3秒)。陣営の思惑通りの成長曲線を描いている。
「前走は好位で我慢させた後に、早めに抜け出す着差以上に強い競馬。一戦ごとに競馬を覚えてきているし、反応がいいから、むしろ中山コース向きと思っているくらい。大半が1勝馬のここで2勝馬の意地を見せないと」(同助手)
登録馬の中で賞金的に出走を確定させているのはわずかに4頭。その数少ないうちの1頭ながら、マークは薄いとなれば…。年末年始で冷えきった懐を温めてくれるのはこのメローブリーズをおいて他にない。
コメントする