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「ジャパンカップ・G1」(27日、東京)
雪で視界が悪い中でも動きの良さは目立っていた。天皇賞・秋7着からの巻き返しを狙うルージュバックは24日、美浦Wで併せ馬。3馬身前を行くダノンバウンド(3歳500万下)を目標にスタート。直線半ばで内からあっさり抜き去ると、2馬身先着を果たした。
4F52秒5−37秒1−12秒8の時計に、大竹師は「今回はこの秋3戦目。攻め過ぎず、大事にし過ぎずでね」と追い切りの意図を説明。いつもは2頭を先行させてプレッシャーを与える調教をメインとしているが、今回は1頭に減らし、その上で「鋭い反応が見られました」と評価した。
天皇賞・秋は直線で他馬に進路をふさがれてしまい、不完全燃焼の競馬だった。「力さえ出し切れば、G1タイトルに届くと思う」と強気に前を向く。11年ブエナビスタ、12、13年ジェンティルドンナ、そして昨年のショウナンパンドラと、過去5年で牝馬が4勝と大活躍。今年も牝馬から目が離せない。