競馬重賞徹底予想

毎週開催される、競馬重賞についてのいろいろな角度から分析をしたいと思います。徹底的に重賞を分析していますので…皆様大注目です。

    富士ステークス

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    富士S予想結論|やっぱりこの馬から

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     富士S(GIII・芝1600m)に美浦から出走する注目馬について、管理する各調教師のコメント。

    ■ロードクエスト(牡3・美浦・小島茂之)について、小島調教師。
    「今週(10/19)の追い切りは、併せた相手の横でリラックスして走っていて、最後も気持良く流しました。折り合い重視の追い切りだったので、併せた馬に追いつけなければそれでもいいと思いましたが、自然に追いついたあたりはさすがですね。もう少し攻めてもいいかとも考えましたが、乗っている感触では今のデキでも十分にやれる手応えはあります。中間、坂路でも速い時計が出ましたが、内ラチ沿いを走ったこともあるでしょう。

     時計だけ見れば馬ができているようにも見えるかもしれませんが、ダービー出走を視野に入れずに仕上げたNHKマイルC(GI・2着)の頃と比べれば、息の方を含めてまだかなと思うところはあります。ただ成長分を考えると、現時点の方がいい感じもありますね。今回は強い古馬がいますけど、高いポテンシャルを持っていることもわかっていますし、あとはその部分をどうコントロールできるかだと思います」

    ■イスラボニータ(牡5・美浦・栗田博憲)について、栗田調教師。
    「今週(10/19)の追い切りは、若干重い感じはありましたが、動き自体はまずまずだったと思います。先週ビシッとやりましたし、やることはやってきました。体は増えていて、現在は490キロくらいですね。輸送で体が減る馬ではないので、486キロ前後での出走になりそうです」

    ■ダノンプラチナ(牡4・美浦・国枝栄)について、国枝調教師。
    「前走(京成杯AH・GIII・3着)は、中山コースで58キロというのも影響したのかもしれません。前走後も順調ですよ。年を取ってくれば体は硬くなるのですが、欲を言えばもう少し背中を使った走りをしてほしいですね。前走は2走前より体は減っていましたが、今回はもう少し増えると思います。男馬ですし、この時期ですから、増えるのはいいことだと思います。ディフェンディングチャンピオンとして、頑張ってほしいですね」

    (取材・写真:佐々木祥恵)



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     【富士ステークス】厩舎情報

     10月24日(土)に東京競馬場で行われる富士S(GIII・芝1600m)に美浦から出走する各馬について、関係者に話を聞いた。

    ロゴタイプ(牡5・美浦・田中剛)について、田中調教師。
    「前走のオールカマー(GII・4着)も状態が良く、そこから大きく変わってはいませんが、1度使った上積みは感じますね。肩こりのような症状が起きる馬で、前走後はまずそのような症状や疲れを取って、富士Sまで逆算しながら調整をしました。先週はあまりビシッとやらなかったので、今週(10/21)はある程度しっかりとやりましたが、反応は良かったですね。ここ数戦は良い競馬をしていますが、相手も強かったです。今回はマイルが良い方に出ればと思います。相手次第でこの馬にもチャンスがあるでしょう」

    ダノンプラチナ(牡3・美浦・国枝栄)について、藤井寿雄調教助手。
    「京成杯AH(GIII)を使う予定でしたが、体が戻り切らなかったので使いませんでした。それが良かったのか体がフックラしてきましたし、状態も良いですね。美浦に戻ってきてから乗り込んできていますし、ここのところ反応も良くなっています。メンバーは揃いましたが、好レースをしてほしいですね」

    グランシルク(牡3・美浦・戸田博文)について、戸田調教師。
    「前走の京成杯AH(4着)は勝ちに等しいレースは出来ているのですが、少し終いが甘くなりましたね。NHKマイルC(GI・5着)の時も、手応えの割に伸びが今ひとつでしたから、そのあたりが改善できれば良いと思います。今回は1回使っていますし、今週(10/21)は単走で追い切りました。使って良化しています」

    ヤングマンパワー(牡3・美浦・手塚貴久)について、手塚調教師。
    「前走の京成杯AH(3着)は勝ちに等しいような内容だったと思います。中間は少しうるさい面もありますが、前2走に比べると涼しくなってきていますし、馬の雰囲気は良くなってきています。1週前にそれなりの追い切りをしていますし、今週は単走でやりましたが良い動きでした。右回りは不正駈歩やバラバラのフットワークになったりしますので、左回りの方が競馬はしやすいですね。ここ2戦を見ても勝っても不思議はないと思っていますし、GIに出られるように賞金加算をしたいです。メンバーが揃っていますが、良い結果が出ればこの先が楽しみになりますね」

    マイネルホウオウ(牡5・美浦・畠山吉宏)について、畠山調教師。
    「前走のポートアイランドS(OP・2着)は、スローペースで粘り込む形で時計もさほど速くはなかったですし、恵まれた面もありました。ただ使いながら上向いていますし、復調の兆しを見せてくれました。今回は斤量が58キロでメンバーも強くなりますが、どこまでやれるか楽しみです」

    シャイニープリンス(牡5・美浦・栗田博憲)について、栗田調教師。
    「前走(京成杯AH・6着)後も変わりないですし、追い切りも良い動きでした。長い脚は使えませんが、一瞬の脚を使うタイプなので、ジョッキーの仕掛けどころひとつでしょう。自分の競馬をしてほしいですね」
    (取材・写真:佐々木祥恵)

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    【サウジアラビアロイヤルカップ予想】予想結論

    【サウジアラビアロイヤルカップ(土曜=10日、東京芝1600メートル)注目馬7日最終追い切り:美浦】2戦目を4馬身差で勝ち上がったアストラエンブレムは坂路で単走。馬なりで4ハロン56・6―41・6―13・2秒と控えめな内容でも、陣営は上々の仕上がりをアピールした。

     手綱を取った小島茂調教師「日曜(4日)にしっかり動かしたし、調教量はこれで十分。ゲートで燃えるので、あとは当日の落ち着きだけ。明日、あさってと練習していくつもり」

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