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【きさらぎ賞】サトノアーサー騎乗の川田に聞く
◆きさらぎ賞追い切り(1日・栗東トレセン)
第57回きさらぎ賞・G3(5日、京都)で、無敗での重賞初制覇に挑むサトノアーサーが1日、栗東・CWコースで併走馬に先着した。厩舎の先輩で、昨年の覇者サトノダイヤモンドに続く逸材を分析した。
サトノアーサーの最終追い切りは栗東・CWコース。シルバーポジー(4歳1000万)の2〜3馬身後方を折り合って追走し、直線は内へ。残り1ハロンで鞍上の川田が手綱を緩めると、それまで僚馬と同じ高さだった体がグンと沈んで加速。ラスト11秒4の鋭さで首差抜け出した。内容は先週から陣営が予定していた通りのもの。体調の良さはもちろん、動き、時計ともに大物感は十分すぎるほど伝わってきた。
昨年のこのレースを制し、クラシックを主役として戦ったサトノダイヤモンドとは、何かと比較される存在。「完成度は同じ時期のダイヤモンドの方が高かった」と池江調教師、兼武助手は口をそろえるが「現時点でも高いパフォーマンスを見せているが、アーサーは年を重ねてどんどん良くなっていくタイプ」という意見も同じだ。
実際、馬体は成長を続けており「母系のリダウツチョイス(母の父)の特徴も出ているのでしょう、筋肉がついてきました」と池江師が強調する。パワーをつけた今なら、道悪のデビュー戦で見せた加速の鈍さは、解消されているはずだ。
池江師は、凱旋門賞にサトノダイヤモンドと2頭出しで挑む可能性にも言及している。「きさらぎ賞の勝ち方と、皐月賞の内容次第」と、3歳の始動戦に関しては揺るぎない自信を見せた。大きなフットワークの持ち主で京都外回り1800メートルは絶好の舞台。スペシャルウィーク、ネオユニヴァースなど歴代勝ち馬に匹敵する「強い走り」が見られると期待している。(吉村 達)
【昨年のきさらぎ賞VTR】デビュー2連勝で臨んだサトノダイヤモンドは単勝1・2倍の1番人気。4番手からラスト1ハロンで先頭に立つと、2着のレプランシュに3馬身半差をつける横綱相撲で重賞初制覇。1分46秒9の勝ち時計はレースレコードだった。手綱を執ったルメールが「直線ですごい脚を使った。ステッキを1回使ったが、要らなかった」と目を丸くした。
サトノアーサー騎手の川田が復帰
先月8日の京都で落馬し、腰椎骨折などで休養していた川田将雅騎手(31)が1月31日、調教に復帰した。坂路で池江厩舎のラーゴブルーに乗り、感触を確かめた。鞍上は「大丈夫です」と力強くコメント。今日1日はきさらぎ賞の有力馬サトノアーサーの追い切りにまたがる予定だ。
アーサーはこの日の坂路で4ハロン63秒1をマークし、リズミカルな脚取りを見せた。池江厩舎はこのレースと相性抜群で12年ワールドエース、14年トーセンスターダム、昨年もサトノダイヤモンドが勝利。「完成度ではダイヤモンドの方が高かった。アーサーは年を重ねてからの方がいいと思うけど、それでいて前走のようなパフォーマンスですから」と期待の大きさは先輩に負けていない。