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菊花賞トライアル・神戸新聞杯の追い切りが21日、東西トレセンで行われた。秋は最高の輝きへ−。春は無冠に終わったサトノダイヤモンドが、CWコース単走で態勢を整えた。4ハロンから53秒4−11秒9という軽めのフィニッシュだったが、1週前の15日に3頭併せで6ハロン82秒0−11秒5をマークして最先着しており、予定通りのメニュー。軽く仕掛けられただけでキビキビした動きを見せた。
池江調教師は「先週やっているのでサラッと。先週で態勢は整っていたし、トライアルとしては申し分ない状態」と胸を張った。皐月賞3着、日本ダービー2着だった春と比べて、「背腰に芯が通ったし、総合的にレベルが上がった」と指揮官は分析する。
ダービー後、一度も騎乗していないルメール騎手も「調子は問題ないと聞いている。ポテンシャルはメチャ高い。(ダービー馬の)マカヒキと同じ。秋は楽しみ」と手応え十分の口ぶりだ。
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